【電】魔法科高校の劣等生 〜1巻から4巻までの概要紹介〜
魔法科高校の劣等生 入学編 1(完全生産限定版)(Blu-ray Disc)
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マンガとかライトノベルとか巻数が増えてくると、どの巻にどんな物語が描かれているのかわからなくなってきますよね。さらに、読みなおしたくなった際どの巻を手にすればいいのか迷ってしまいます。最近だったら「ニセコイ」とか「HUNTERXHUNTER」を読みなおそうと思った時、特定のシーンだけ読みたかったけどどの巻に描かれてるかわからなかったので結構必死に調べてしまいました。
そんなわけで今回は、去年最もハマったライトノベル「魔法科高校の劣等生」の巻ごとの概要を若干不真面目に書いていきたいと思います。
1.入学編(上)(下)
- 作者: 佐島勤,石田可奈
- 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
- 発売日: 2011/07/08
- メディア: 文庫
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- 作者: 佐島勤,石田可奈
- 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2011/08/10
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成績が優秀な『一科生』と、その一科生の補欠『二科生』、、、こんな感じで学内に大きな差別が横行している国立魔法大学付属第一高校に入学する兄の司波達也と妹の司波深雪。入学後は『二科生』である兄が一科生たちから下げずんだ目で見られて、深雪が「ムッ!」と怒り狂うんですが、達也はそんな一科生の実力を遥かに超える能力の持ち主だった・・・
そんな実力を生徒会の副会長である服部に模擬戦を通じて見せつけ読者をスッキリさせたのち、その能力を買われて風紀委員会へ入ることに。その後、学内のいざこざをまた達也の能力を持って諌めていると、そんな力を「使える」と判断した二科生のある団体が達也に接触を図ることに。。。
なんやかんやで生徒会長の真由美と二科生側が校内の差別をなんとかしろと公開討論会を行うものの、なぜかその会場が襲撃されてんやわんやの大騒ぎ。そんな現状を颯爽と解決する達也。そしてキレる達也。深雪の生活環境に襲撃したことについて激しく怒り、襲撃してきた団体に対し報復するため深雪やエリカ、十文字等々とアジトへ攻めこむことに。
そしてアジトについた達也と深雪はいとも簡単に敵のボスを精神的に揺るがし、能力の差を見せつけどんどん追い込んでいくわけで。最後には武力で制圧し終了。この場面では、劣等生と謳われていた達也がどのキャラよりも遥かに優等生であり武力、知力、経験値などはるかに上回る動きを見せていた強すぎる姿勢がとにかく快感。
このラノベが好きになれるかなれないかは、劣等生として下げずまれている達也は実は常識離れした実力の持ち主であり、いざというときには誰よりも強い能力を行動で示す、というシチュエーションに快感を感じることができるかどうかにあるんだと思います。
そんな部分を入学編で判断してほしいものです。
2.九校戦編(上)(下)
- 作者: 佐島勤,石田可奈
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個人的にはかなり好きです。第一高校から第九高校までが一堂に会し魔法を駆使した大規模な体育祭を行うってやつです。そんな九校戦の代表に二科生の達也もエンジニアとして参加することに。
エンジニアとしては、他の高校のエンジニアの能力を遥かに凌駕するメンテナンスやプログラムを見せつけ選手の能力以上に結果を出す仕組みを構築する達也。生徒会長の真由美からは賞賛され、雫からは能力を本気で買われ、ほのかからは泣きながら感謝されたり・・・第一高校の一科生男子の面目丸つぶれ(結果が出せていないから)。
ただ、単なる体育祭で終わるはずもないわけで。バスに乗って九校戦の会場へ行く途中に何者かに襲撃されたり、選手たちが泊まるホテルが襲撃されたり、種目の中で不自然な事故が起きてしまったり・・・そんな大小様々な事件を上手く解決していた達也が急遽選手として「モノリス・コード」という種目に出場するはめに。
モノリス・コードでは同じく二科生のレオと幹比古の3人でチームを組み、幹比古の精霊魔法とレオの力任せの武器攻撃、達也の俊敏な動きで敵を翻弄し次々とトーナメントを勝ち進めていく。そして決勝戦では十師族一条家の跡取り息子とロリコン参謀の吉祥寺との対戦。
前半は一条の繰り出す攻撃にひたすら対処していく達也だったが、思わぬ場面で一条が相手を殺傷してしまうほどの威力を孕んだ攻撃をしてしまい達也に大ダメージを負わせる。しかし達也は無敵なので「自己修復術式」とかいう自動的に自分を回復させる魔法を発動させ一条の攻撃に耐えてしまうわけで。そして一条の耳元で音を爆発的に増幅させる魔法を繰り出し失神させ一条を戦闘不能にさせます。あとの2人(ほぼモブ)はレオと幹比古になんやかんやで倒されてしまい第一高校が優勝。このシーンがクライマックスだね。
最後は舞踏会的なパーティがあり、お疲れ様的な感じで終わります。舞踏会では一条が達也と深雪の関係に気付き驚きつつも深雪とちゃっかりダンスしていたり、ほのかが勇気を出して達也をダンスに誘おうとしたり、十文字に十師族に学校のイベントとはいえ勝利してしまったことの重さを知れ、、、とか、達也に十師族になるべきだ、と言いつつ九草真由美を結婚相手にどない?的に進めたりと変な恋愛模様と政治力が折り重なった雰囲気で九校戦編が締めくくられます。
いやー、九校戦編面白いですよ。達也の凄さや強さが思う存分楽しめますし、たくさんいるキャラクターそれぞれが活躍するシーンも満載です(第一高校の男性キャラ以外)。入学編は物語の導入なので、結構難しい単語や世界観、設定が多々使用されているため読みにくいとは思います。でも、単語の意味を把握し世界観もわかってくればかなり面白いライトノベルなんじゃないかなぁ。
ただひとつ言えるのは、「ライト」ノベルではないですね。ヘビーな内容も結構描かれているのでキャラクターこそ可愛いけど内容はヘビーノベルといっても問題ないレベルです。
というわけで、今回は魔法科高校の劣等生1巻〜4巻の概要について私目線で書いてみました。次は夏休み編(5巻)、横浜騒乱編(6巻〜7巻)、追憶編(8巻)、来訪者編(9巻〜11巻)、ダブルセブン編、スティーブルチェース編、古都内乱編、と続きます。
※個人的には「夏休み編」が結構好きです。ほのかが達也に対して頑張っちゃうお話、最高でした。
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