ラノベ感想.com

これまで読んできたラノベやマンガの感想を書きまくります。。。過去の消えてしまったような作品に再度光を当てたい・・・

【ス】俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している2 〜1巻よりも面白くなってきた!?〜

【選べ ①「実は揉んでいます」 ②「実は男性機能が死んでいます」】


「俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している 第1巻」の結末が、これからどんな展開が待ってるんだ!? と少し期待させるような終わり方だったので思わず2巻も買ってしまいました。はっきり言って1巻はお色気たっぷりのくだらない展開が多く、さらに登場人物のセリフがウザくてあまり良いイメージを持っていませんでした。だから2巻は全く期待せずに読んでみたんですよ。


すると、1巻と比べて読みやすくどんどんページが進んでいきまして。新たに登場するキャラクターが魅力的だったり、絶対選択肢の呪いを解くための指令がユニークすぎて、この指令をどうやって一癖も二癖もあるキャラたちを動かしてクリアーするんだろう? と先の読めない展開が多くあっという間に読破してしまいました。まぁ、かなりエロい展開になっていくんですけどね。早くこのあたりのアニメを見たい。。。


そして、当然2巻も1巻以上にクレイジーな脳内選択肢が現れ奏を苦しめます。1巻のラストにあった選択肢は実はこういう結末だったのか!? と生ぬるく驚かされたり、教室の中で女生徒に引かれる言動を堂々と言わなければいけない場面があったり、、、うん、くだらないけど面白い。


この2巻は、奏の通う高校で容姿は優れているのに何らかの残念な要素が強すぎて恋愛対象として見られない「お断り5」と呼ばれる5人の生徒と全校生徒が憧れている表ランキング上位5位の生徒がなぜか対抗戦をするというのが大まかなストーリー。ちなみに、主人公の奏やドS発言が激しいけど見た目は美人な貧乳キャラの雪平ふらの、社長令嬢で巨乳の持ち主だけど発言や行動が残念な美少女遊王子謳歌もこの「お断り5」に名を連ねています。


当然何気なしに対決が行われるはずもなく、この対決にかこつけた「呪い解除ミッション」が奏の元に届きます。そんなミッションは対抗戦に参加する表ランキング上位陣やお断り5の女性陣から「○○」と言われること。対決の中で様々な方法を駆使してそのセリフを言わせるべく奮闘します。


ここでキーとなるキャラは生徒会長の黒白院清羅。奏に対してあたかも絶対選択肢やミッションのことを知っているかのごとく接してきたり、何食わぬ顔で場をかき乱してみたりと笑顔でとんでもないことをしでかす美少女です。2巻では特に正体などは明かされませんので続刊をちょっと期待したいですね。


でも、なんとなく奏に気があるように振る舞ったりする中で、ふらのや遊王子も清羅のその行動に対しイラッとしていたりとだんだんこれからみんながデレていくのかな? そういう展開はお約束だけど楽しみなんですよね。ラノベの王道ストーリーはやっぱり安定感抜群なので好きです。。。


といったハチャメチャな展開が続く第2巻。1巻よりも面白くなってきたかなぁと感じてます。今後さらにキャラが増えたり様々な指令で奏が追い詰められたり、脳内に現れる選択肢に恐れおののいたり、、、次巻が楽しみですね。


P.S
前回も書きましたが、このアニメのオープニングアニメーションで全キャラが逆立ちするんですが、パンチラが一切無いのが不満です。不愉快です。。。


レーベル:スニーカー文庫
シリーズ:俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している