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これまで読んできたラノベやマンガの感想を書きまくります。。。過去の消えてしまったような作品に再度光を当てたい・・・

【電】魔法科高校の劣等生1 ~無敵系主人公の強すぎる立ち回りが爽快!~

長らく放置していました・・・ちょっとプライベートでバタバタしてまして、やっと最近落ち着いてきたかなというところです。これでラノベやアニメ、マンガを心置きなく楽しめます!


そんなわけで4月になっちゃったので、2014年春アニメの中でラノベ原作のもの、その中でも個人的に最も注目しているものをピックアップしてみましょう。。。と、その前に少し感想をば。昨年の秋アニメはタイトルが長い系のライトノベル原作アニメが結構多かったですね。夏、春アニメもそうでした。でも、最近タイトル長い系ラノベそのものが少なくなってきたような気がします。ブームは去ったんですかね。


魔法科高校の劣等生〈1〉入学編(上) (電撃文庫)

魔法科高校の劣等生〈1〉入学編(上) (電撃文庫)


私にしては珍しく、マンガを読んだ後小説に手を出したんです。なぜならマンガは電子化してましたが小説はまだ電子化していないからなんですね。というわけで、漫画喫茶でなんとなく手にした魔法科高校の劣等生のマンガを一気に4巻まで読破しハマッてしまったというわけです。


ではハマったポイントはどこなのか? というと、主人公の無敵さでしょう。全体的な物語も好きですが、どんな場面においてもどんな危機的状況においても淡々と無表情で敵を打ちのめす強さが読んでいて爽快なんです。スティーブン・セガールをイメージしてもらえばいいかもしれません。あんなにゴツい容姿ではありませんが、無敵さはまさにセガール


この物語は、とある兄弟がエリート養成機関である国立魔法大学付属第一高校へ入学するところから始まります。ただ、この高校には大きな特徴があり、魔法関連の実技成績によって一科生(エリート)、二科生(劣等生)と分類され、学園生活内でも差別の対象となるくらい大きな隔たりがあるんですね。ちなみに主人公の司波達也は二科生の劣等生、妹の司波深雪は入学試験でトップの成績を誇る一科生。


物語冒頭では、達也は劣等生、出来損ないと差別されつつも深雪とは兄妹という血の繋がりを超えたラブラブっぷりを魅せつける始末。そんな関係が面白くない一科生の面々と衝突を起こしてしまうんですね。


そして物語の後半で生徒会副会長とちょっとした模擬戦をすることになるんですが、その模擬戦で魔法実技の成績がめっぽう悪い達也が負け知らずの副会長を赤子の手をひねるかのごとく余裕で勝ってしまうんです。この場面、かなりすっきりするシーンです。


と言った具合に、無敵で強くて聡明な主人公達也と、美人で一流の魔法スキルを持ち、おしとやかだけど嫉妬深い妹深雪が織りなす若干シリアスなライトノベル魔法科高校の劣等生です。


いやー、面白いですよ。あとはアニメの作画や音楽等々が良ければ最高ですね。アニメ放送まであと数日、楽しみに待っています!


レーベル:電撃文庫
シリーズ:魔法科高校の劣等生