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これまで読んできたラノベやマンガの感想を書きまくります。。。過去の消えてしまったような作品に再度光を当てたい・・・

【電】ストライク・ザ・ブラッド4 〜鈍感主人公のハーレムにまた1人・・・〜


1巻を読んだあとなぜか4巻購入。まぁ、アニメで結構物語の展開を知っていたので、まだ知らない部分を見たいと思い4巻を購入したんです。3巻の途中までアニメが放送されているので4巻から読んでやろうと思ってしまったんですね。


そんな4巻は主人公のラッキースケベで始まります。満員電車で登校中にヒロインの姫柊雪菜の胸を揉みしだいたり、部屋に泊まりに来てるミステリアス美人な叶瀬夏音たちのお風呂に突入してしまったり、、、そして雪菜に嫉妬の炎で責められるんですね。雪菜の気持ちに全く気づかない上に他のキャラからの好意すら一切気づかない鈍感主人公、滅びればいいのに。。。


この4巻ではハローインパーティならぬ波朧院フェスタが島全体で開催されるということで、沢山の人が常夏の人工島絃神市に集まってきています。そして、主人公古城の小学校の頃の友人である優麻が久々に会いに来るということで雪菜や浅葱たちが「ライバル登場か!?」とやきもきするのですが、写真を見ると少年だったのでひと安心するんです。


でも、待ち合わせ場所に来たのはボーイッシュで快活な美少女。雪菜や浅葱がまたイラッとするわけです。そして、優麻と一緒に街を色々と周り喫茶店でマッタリしてると浅葱の携帯電話に着信が。。。そして何やら不穏な雰囲気を感じ取りそのまま別れることに。


その後、古城に部屋に優麻と帰り、先に古城がお風呂に入ろうとするとなぜかそのドアの先が雪菜の部屋の風呂につながっており、お風呂に入っていた夏音とアスタルテに遭遇してしまいます。当然全裸。顔を赤らめつつ恥じらう夏音、最高です。そして急いで脱出する古城。しかし、雪菜からの怒りの追求からは逃れられず平謝りを繰り返すのでした。。。


この後部屋に戻った古城がリビングでまったりしていると、古城の前に現れるハロウイン風のコスチュームを身をまとった優麻。そして、徐々に優麻が古城に近づいていき古城の唇を奪います。そんな古城は、優麻の後ろに何か居ることを感じつつ気を失ってしまい・・・


翌朝、目を覚ました古城。しかし何やらいつもと違う雰囲気に気づき身の回りを調べてみると、自分の体が優麻になっていることに気づきます。「なんじゃこりゃー!!」と焦りつつ、雪菜や夏音たちに俺は古城なんだ!と説明しつつ何とかしようと策を巡らせていくわけです。


そんな古城とは裏腹に優麻の方は古城の体を使ってとある目的を達成させるために動き出すんですね・・・ と4巻はこんなお話です。シリアスな展開になりつつも古城が雪菜や浅葱、紗矢華やラ・フォリアに嫉妬されつつ惹かれつつ女との戦いを持ち前の鈍感力で駆け抜けます。これがストライク・ザ・ブラッドの面白いところなのかもしれないですね。


4巻はあいも変わらずこんなかんじですが、結局どの女性キャラとも親密にはなりません。5巻以降、誰か特定の女性キャラともう少し親密になっていってほしいものです。まぁ、雪菜とくっつくんでしょうけど、浅葱や紗矢華も好きなのでこっちとのラブストーリーをもっと描いて欲しいですね。


ブコメからシリアス展開と勢い止まらぬこのラノベ。次回以降も楽しみです!


レーベル:電撃文庫
シリーズ:ストライク・ザ・ブラッド