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これまで読んできたラノベやマンガの感想を書きまくります。。。過去の消えてしまったような作品に再度光を当てたい・・・

【GA】俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる1 〜とにかく微妙で中途半端だったような気がする〜

俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる: 1 (GA文庫)

俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる: 1 (GA文庫)


うーむ、前半はいいけど後半は微妙・・・というのが率直な感想。タイトルが長い系のラノベであり、それ以上の何かを感じさせてはくれませんでした。でも、アニメを見る限りでは巻を重ねるごとに面白くなってくるのかなと思わせてくれました。


この1巻は物語の導入とメインとなる登場人物の紹介、そして嫉妬に狂乱する幼なじみの斜め上の逆襲というのが全体の流れでしょうか。主人公の季堂鋭太が学校から帰るときに突然校内一の美少女である夏川真涼に「一緒に帰りませんか?」と誘われ何度か断っていたら今度は告白されてしまいます。


衆人環視の中で告白され、周りからは好奇と羨望の目で見られる鋭太。しかし、帰り際に立ち寄った公園にて衝撃の事実が真涼から語られます。それは「フェイク」。彼氏のふりをして欲しいって話です。真涼はとにかくモテまくりの美少女だけど、誰とも付き合いたくないし恋愛を心の底から忌避しているくらいの恋愛嫌い。そして同じ匂いを感じた鋭太に接近し彼氏のふりをさせたわけです。そう、主人公鋭太もアンチ恋愛。だからお互いの利害は一致しており鋭太も快く引き受ける・・・とはなりません。


鋭太は当然真涼の提案を断りますが、真涼は奥の手を使い鋭太を脅迫し言うとおりにさせます。そしてフェイク(嘘)のカップルとして学園生活を送ることになるんですね。


しかしこの状況を黙ってみている幼なじみではありません。幼なじみの春咲千和が私の幼なじみ取らないでよ! 的な嫉妬を振りまき真涼につっかかります。しかし真涼は涼しげにサラッとそんな千和を制し流します。基本このシリーズはこんな感じで千和を弄りながら反応を楽しむ面白さがありますな。


1巻はその後、千和の彼氏を見つけるために女子力を高めるための部活「自演乙の会」を設立しどうすればモテるのかを千和に伝授しつつ弄りつつ見守るんですが、それがまた鬼畜というかなんというかラノベだなぁと思う展開。。。嫌いじゃないけど展開が読めてしまったのは残念でした。


といった感じの1巻です。個人的にはまぁまぁってのが感想でしたが実は4,5巻あたりからどんどん面白くなってくるんです。だからそれまでぜひ読んでほしいっすね。というわけで、そのうち2巻の感想書きますね〜


レーベル:GA文庫
シリーズ:俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる