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これまで読んできたラノベやマンガの感想を書きまくります。。。過去の消えてしまったような作品に再度光を当てたい・・・

【書店】たくさんある電子書店を比較してみました 3 ~ブックウォーカーはパッとしない地味サイト~

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角川が直営している電子書店です。知名度は低すぎると思いますが、コアなファン向けの電子書店としては結構好きだったりします。


1.良いところ
比較的角川が出しているライトノベルのレーベル(富士見ファンタジア文庫電撃文庫、MF文庫などなど)の提供は早いのかなという印象を受けています。ホントかどうかわかりませんが私の勝手な感覚で書いています。違ったらすいません。


また、本棚機能が秀逸ですね。Kindleは本棚は下へ永遠とスクロールしなくちゃいけませんが、ブックウォーカーは1ページに何冊と本棚によって決まってるため、本を探しやすいという部分は気に入っています。


本棚もデザインがたくさんあるのは細かいですが大好きなんですよね。フルメタル・パニックアナザーの本棚、あの花の本棚等々、ファンとしてはどうしても欲しくなってしまう機能。そういうことができるというのはブックウォーカーの最大の魅力じゃないでしょうか?


あとはショップページ。欲しい本を見つけることは若干し辛いですが、それよりも下にスクロールするとどんどん本が出てくるコンテンツの紹介力は素晴らしい。あたかも書店で本を探しているかのような感覚になれます。そして衝動的に本を購入しすぐに読書開始。デジタルとアナログの差を徐々に埋めようとしている、というよりもデジタルならではの利便性を追求している開発陣の力を強く感じました。



2.悪いところ
今は直ってるかもしれませんが、ブックウォーカーのアプリ内にあるショップとブラウザのショップで書籍の価格が違っていたんです。多分iOSの仕様なのかもしれませんが、ほんの少し価格が違っていたんでなんか違和感を感じました。


また、結構自己主張が激しいブランドですよね。Kindleで角川系ライトノベルを買ったら最後のページに「BOOK☆WALKER」というロゴが全面に出てくる作り。おいおい、出てきすぎだろと多少の違和感を感じました。読みたいこと、知りたいことはそこではなく中身であり書店特有の特典だったりします。なので、そこまでしなくてもいいのではと思ったりしました。そういうの嫌いなので。。。


後はオリジナリティを感じにくいとも思っています。出版社直営なので自社商品を早く出せる、という部分に大きなメリットが有るように思うんですが、Amazonもその他もだいたい同じタイミングで提供しているような気がします。確かにコンテンツを広く提供するという意味では正解かもしれませんが、ブックウォーカーをもっと伸ばすという点ではなんか変な戦略じゃないかなって感じるんです。


つまり、よっぽど読みたい本があってそれがブックウォーカーでしか現状提供されていない、またブックウォーカーが最も安いという場合以外は使わないでもいいかなと思ってしまってます。だって、よっぽどのことがない限りKindleを使っていればいいと思ってますので。Kindleは書籍の閲覧機能は使いにくいですがそれ以外の部分は最高に使いやすいからなぁ。。。


以上、ブックウォーカーを使ってみての感想でした。